8:45くらいに西穂高口駅に到着し登山道に入る。駅の標高は2,156mで、とりあえずの目標である独標2,701mまでは標高差650mほど。累積もほとんど変わらないと思うので、摩耶山掬星台に登るのと大差ない。とりあえずアイゼンはこの時点では着けずに進む。
それにしても昨年12月に来た時より雪が多いなぁ。
昨日は吹雪いていたと言うし、まったく冬山の様相。良い雰囲気。
西穂高岳を見る。行けるかどうかは随時の判断で本峰まで行くのが一応最終目標。独標まではマスト。
しばらく緩やかな道なんだけど、西穂山荘手前はまぁまぁの傾斜。暑くなるので手前で1枚脱いでおくよう兄に言われるが「ほんまかいな」と訝しんでいると案の定汗ダラダラ…。こういうことは先人の知恵に素直に従うべきだということをこのあとも知ることになる。
急登の途中、白山連峰を見る。さすが霊峰と言われるだけあって、存在感は抜群。
9:40頃に西穂山荘に到着。ストックをデポしてアイゼンを装着。さらに西穂高岳山頂直下での確保を考え、ここでハーネスも着けておく。
稜線を左前方に見ながら登っていく。おお!これがハイマツかぁ。2年前の槍ヶ岳では近くで見ることはなかったので、(経験者にとってはこんな当たり前のことも)少々嬉しい。
うーむ、それにしても良い景色。近いようで遠い山頂。
程なくして丸山に到着。奥に見えるのは笠ヶ岳。いつか行ってみたいなと思う。
緩い登りが続く。普段見ている六甲と山の大きさが違うのでもう一つ距離感が掴みにくい。楽勝に思うもなんだかやたらと遠いな…。
ダラダラと登っている…と!空を見上げると環水平アークが!初めて見ましたよ!
霞沢岳方面、彩雲が一際鮮やか!良いものが見れたなぁ。
というわけで、兄にモデルになってもらって1枚記念写真。さて、先に進みましょ。
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