
なんだかなかなか険しい感じ。ここは射場山の西面の谷。道中の崩落具合からも岩質は脆いんだろう。

ゴロゴロのボロボロ。おや?テープが垂れているぞ。

最初の小滝はスタンスを崩さないようにだましだまし登っていく。

続く三段の小滝。上段は倒木ではっきりしないけれど、とりあえず登ることにする。

上段はやや登りづらい。随分古くなりちぎれているクレモナロープが垂れている。

どうにか越えると狭い空間に壁のような5m滝。登るのは無理で三面壁…。どうにか行けそうな右から巻いていくことにした。あぁ危ない。

滝を巻いて谷に戻ると苔むした小滝。この程度は淡々と登っていける。

浅いV字の谷が続いている。

手元のスマホのGPSを見る限りおそらくこれが最後の滝。段々でホールド、スタンスには問題なさそうだけどいかにも脆そう。

落口の倒木にザックが引っかかりやや難儀する…。これは失敗だった。もう少し背中の動きを見極めなければ…。

ゴチャゴチャしていて忙しい谷だけど、こうして露出する岩盤はきれいだったりする。

登っていくと1:1の二俣。地形図で見ると左が本流だろうけど、水量は右がほんのわずか多い。というわけで右俣で詰めていくことにする。…の前にここで腰をおろして少々休憩。

二俣から先は平凡な谷になる。もう滝には期待していないし、あっさり魚屋道に抜けられるだろうと思った。

と!大きく山抜けしている地点に到る。正面はとても登れそうにない。

壁の手前右側に抜けられそうな場所があった。七曲り滝の奥の感じといえば伝わる人には伝わるかしら。

山抜け部分を巻くようにして登っていくと尾根に乗る。左下にはハイカーが見える。

進んで飛び出したのはここ。魚屋道の特徴的な道標と案内板がある地点。炭屋道分岐の北側だ。





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