2017年8月5日 土曜日。9:10起床。今日は2か月に1度のヒゲ脱毛の日。家に戻ると11:30。今日は近場に行くことにした。長峰大好きさんから頂いた情報で、長峰山に22m級の涸滝があることを知った。場所については大まかにヒントをいただく。ヒントをもとに白地図を見て等高線が混んでいる場所、岩ヶ谷の奥に目星をつけておいた。
12:55 神戸市バス2系統「五毛」で下車し北上。坂道途中の法面工事が終わったみたい。味気ない斜面…。永峰堰堤(長峰堰堤)から山道に入る。下ってきた2名の方に「ここから六甲駅へ行けますか?」と尋ねられる。「行けますよ」。
摩耶東谷渡渉地点。渡った先で男性とすれ違う。挨拶を交わしてさっと見ただけ。ん?ヘルメットを携行している。六甲山を歩いている限り滅多にヘルメットを持った人は見ない(メジャーな岩場は除く)。ふと気になり川を挟んで男性の方を振り返っていると、同じようにこちらを振り向かれていた。時間的に…まさか?直感では今回は多分…しかし確信が持てずモヤモヤ。
さて、ここは摩耶砂防ダム巻道の途中。今登ってきた岩場方面と左手鎖場方面からの道が交わる地点。右下には主堰堤が見えている。ここから右奥へ獣道程度の踏み跡を辿る。
獣道のトラバース道というか斜面を進む。1つ浅い谷筋を渡り、2本目。ここから折り返すように谷筋を主堰堤方面へ向けて下る。棘があったり、岩も安定していない。
どうあれ堰堤上流に下り堆積地を過ぎると小滝というかナメというか。それなりの雰囲気。
進むと左岸に6m弱の湿った大きな岩。その先は谷筋になっていて、以前少しだけ進んだものの、まだ詰めていない。正面には5m弱の滝。
ここは左から小さく巻くことにした。自分の過去の記録を見返すと釜は腰くらいの深さ。釜の中にある岩を踏み台にして滝右の涸れた滝を登っていた。どう登ったかもう忘れている。2年3か月前の話なのに…記憶があやしい。
大きな釜を持つ小滝を過ぎると杣谷道と合流。そこは杣谷道と沢が最接近する場所の1つ。そこから谷を進む。
沢が左に曲がって奥には巨大チョックストーン滝。手前の大きな岩を右から越えて滝下へ。
CS下に来た。ギリギリCS下を登れそうに思うが…。ここは素直に左の段々になった壁を登る。
おや?ロープが垂れていた。2年前にはなかったような…。淡々と登る。
滝の落口から振り返ると左岸奥に獣道が続いているように見えた。さて上流へ。
写真左には杣谷川本流のチムニー状3m滝。右から流れ込む岩屑。そこが岩ヶ谷。
ピンポン連打ですよ!
13時10分にすれ違いましたね!私も9割ぐらいMuscleさんじゃないかと思っていました!声をおかけすれば良かった‥
そして今日辿られたルートもかなり重複していましたよ
摩耶堰堤北からの遡行開始は一緒、1ページ8枚目の滝、今日は水量多く上段左を避けましたが吹っ飛ばされそうでしたね、
11枚目の大きなチョックストーン滝は私も右側流心を探ってました。滝口に樹があるのでいつかトップロープで試すかも‥
その先直進して14 枚目の小さなチョックストーン滝、その先のヌメッとした滝(意外と難/滝口で登山道が渡渉)までシャワークライムしてから岩ヶ谷に入り、本流の左俣を詰め、岩ヶ谷北尾根を下って戻り最後に重役出勤のMuscleさんとすれ違うという充実の1日でした。
岩ヶ谷最初の右俣のF1(2ページ10枚目)はホールドがしっかり深いので何度か登っているとロープ補助でクライムダウンもできるようになりますよ。
2つ目の右俣(3ページ3枚目)の滝は確かに浮石多く、滝口下のスラブ斜面は詰まるところでしょうね、 巻いて大正解と思います。
そしてジェンガフォール(笑)!一発で見つけられましたね、さすがのルートファインディング能力です。凄い勘!
私には色々障壁の多い難滝ですが人気ブログで広く知られることになったのでそのうち直登される方も現れるでしょうね。
右岸の巻き道はマダニ以外は安全ルート、左岸の巻きは特に上の方が危険ですのでご注意下さい。
すっかり長文になってしまいました‥もうお顔を覚えましたから向かいの尾根からでも分かりますよ!再会を楽しみにしています!
おはようございます!やはりそうでしたか!
これも重役出勤の賜物? にしても足取り軽やかでスリムでいらっしゃる!
あの一瞬で覚えられたとは…私も次は反応できると思いますので、
その際はよろしくお願いします。向かいの尾根(笑)
右俣F1は後から思えば右から小さく巻くほうが危なかったです…。
左からは楽そうなのでこれは反省。
あの一件以来、確信が持てない限り最近は巻き優先です。
ジェンガフォールはその迫力が十分に伝わっていませんね…寄り過ぎましたか。
やはり対象となる人を入れて引きで撮りたいところ。
それにしても見える部分で、左の底抜けの岩などなど、危ない場所ですね。
左岸の巻き上の方が危険…覚えておきます。
美味しいところはヒント、危険なところはピンポイントで
色々教えてくださって本当に感謝です。