ここがどうやら樫ヶ峰の山頂らしい。「樫ヶ峰山頂 標高461.1m(甲山より152m高いよ!)」とある。キャンプ場を利用するこども向けの道標なんだと思わされる。
すぐに「社家郷山」の石柱がある。ところで社家郷山(しゃけごうやま)ってなんだろうと思う。帰ってから兵庫県地名大辞典を見ると、西宮市の町名で、この一帯を越水字社家郷山と呼ぶそう。小清水とも書くそうで、良質な水が湧く小清水井があるみたい。また社家町という地名がさくら夙川駅の南東にあったりする。そこは戎社の社司の家を中心にした地だったとのこと。ってことは越水はどこの神社の社司の郷だったのか。越木岩神社?六甲山神社?
さて、進むと展望が開ける。右下を見ると細尾根などが見えた。奥には大平山など。先はまだ長い…そしてとにかく暑い!馬の背を進む。先で東三ツ辻出合を通過。西三ツ辻出合へ。
付け替えられたであろう新しい木製道標。これは読みやすい。しかしここに立てる意味は少々わからない…。謎。いっそのことそのタイミングで全部変えたら良かったのにと勝手ながら思ったりする。
「社家郷境界」石柱があった。越水字社家郷山の境界を示すものだろうか。おそらくここ以外にも境界のポイントに何基かあるに違いない、ゴクリ…。
またまた薄い道標。アズマヤって書いてあるかな。とりあえず道なりに進んでいく。栗の木がたくさんある地点を通過。
さて「外れ峰出合」道標。予定では小笠峰から峠へ下る予定も「外れ峰」の名前に惹かれ行ってみることにした。
出だしの雰囲気。なかなか良い感じやん!とか思いながら進んだものの…。すぐ先で社家郷山キャンプ場への下り道の分岐道標がありそこから右手へ。シダ類が茂るやや藪化した道を進んでいく。
外れ峰(休憩台)標高488.6Mに来た。眺望はないけど、小鳥がさえずり風が抜けて少々気持ち良いのでとりあえず腰を下ろして休憩することにした。休みながら周囲を眺めるとどうも先に道がないように思える。腰を上げ踏み跡を探すもどこも柔らかい。強引に南へ尾根を下ってみても良いんだけど、今日はやめておく。この先によく歩かれている道はあるのかな?
というわけで「外れ峰出合」分岐道標に戻る。小笠峰標高490.3M方面へ進み、峠へ向け急な坂道を下っていく。
下っていくと車道に出た。ここの道標もやはり読みにくい。どうにかならないものか。大沢・西宮線を南下する。写真右手の黄緑色に映る地点に取付きを確認したりする。この道は車もそうだけど、風の抜け道にもなっていて、クールダウンすべく影で少々休む。
県道82号を進んで先で1743M盤滝トンネルの上を通過、上盤滝橋を渡って左手、県道16号を仁川沿いに南へ下る。仁川の上流って少々臭いが気になるなぁ。
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