長峰

(更新日: 2023.09.20) , 2

ハチノス谷支流 飛行機谷を登る。ハチノス谷東尾根を下ってシル谷。

2017年8月11日 山の日の金曜日。11:18起床。カーテンを捲ると外は曇り空。一日のんびりしようか…。せっかくの連休なんだしどこか遠征に行きたいところだけど、悲しいかな先立つものがない。と、正午を過ぎて晴れだした。というわけで近場に行くことにする。


13:40 神戸市バス2系統「五毛」で下車し北上。10分ばかり坂道を上がると長峰橋。ここから山道に入る。


永峰堰堤(長峰堰堤)、杣谷堰堤を過ぎて摩耶東谷を渡渉して、進んでいくと“現在の”杣谷道が左(北)へ曲がる地点に至る。ここから右奥に進み、人工的にコンクリで覆われた斜面を下っていく。


砂が堆積した河原。たき火の跡が見られる。この写真の正面奥に道標が立っている。


道標を右に見送り谷を歩いている。(これは杣谷本流…今日歩くのはまずはハチノス谷…全く気づいていない。)


進んでいくと写真奥で杣谷道の渡渉地点に至り、ようやく間違いに気づく始末。ここにもたき火の跡が。


南へ下り杣谷堰堤まで戻ってきた。わずかな距離ながら無駄足…。ハチノス谷は2年前に一度歩いているもののすっかり忘れている…。改めて思えば、杣谷堰堤上流は北を向いて左から順に「摩耶東谷」「杣谷川」「ハチノス谷」と三俣になっている。


さて気を取り直して出発。ハチノス谷を最下流から進んでいく。先で石積堰堤を左から越える。


谷に戻ってゴルジュを抜ける。先には小滝。直登し越える。その上にはハチース谷(ハチノス谷)堰堤があり左から越える。しかしなぜハチノスではなく「ハチース」なのか…?長峰堰堤ではなく「永峰」堰堤といい気になるところ。


どうあれ進む。ハチース谷(ハチノス谷)堰堤から先は明瞭な踏み跡。右下に小滝を見ながら進むとハチノス谷第二堰堤。左のスリットを抜けていく。


進むと右手に「ハチース谷(ハチノス谷)気象観測所」の小屋がある。その裏手を回り込むようにして進む。そこからがいわゆるハチノス谷の始まり。すぐ先にある茶色い岩肌の小滝を2本越えていく。

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コメント

    • komura
    • 2017年 10月 24日

    はじめまして。

    灘区が西灘村だった頃から90年間神戸に住んでいて他界した祖父から以前聞いた話では、地元ではハチノス谷のことを「ハチース谷」と言う人など聞いたことがなく、「永峰」堰堤もおそらく長峰の誤記だそうです。
    たぶん地元に詳しくない役人が杜撰な仕事でつけた表記が、そのまま残ってしまったのでしょう。

    ちなみに住吉川上流のおこもり谷もどこかの地図屋のミスプリントが定着してしまったらしくて、昔は「ネコモリ谷」と言っていたそうです。

    他のサイトではハチース谷が正式などといい加減なことを書いている人もいて、ネット上の誤情報の連鎖を止めるのは難しいと思いますが、地元とは違う認識が広まるのは残念なのでちょっと書かせていただきました。

    • komuraさん はじめまして こんにちは!

      なんと…おじい様からのお話とは。貴重なコメントありがとうございます。
      ネコモリ谷、そうでしたね。
      細かいところでいくと、都賀谷が部賀谷になっていたり、獺川が瀬川になっていたり
      知っていればそうはならないだろうというところなのに。校正はどうなっているんだろうと疑問に思ったりします。
      私個人的にはなるべく正しく残していきたいと思っています。
      もし間違いがありましたらご指摘いただけると幸いです。

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