左俣に入るとやっと本番といった感じの渓相。標高600m付近。
幅約1mの超ミニゴルジュと小滝。なるべく濡れたくないわけで…かと言ってバンドも滑りそう。小滝を左から登る。
ナメを進んでいくとまた小滝。3m強か。いわゆる滝らしい形の小滝。やや濡れ加減で登っていく。滝の上はしばらく緩やかな流れになっている。
左岸の斜面が大きく崩れて谷を塞いでいる。見上げると斜面がごっそり削れていた。
折り重なる倒木。雪が積もった木の上を慎重に進む。
もうこのあたりになってくるとびしょ濡れではないものの、靴の中は浸水気味…。小滝を越える。
次の大きな岩がある小滝。右の氷に乗り、左の氷に足を掛ける…と、ツルンからのドボン&ドボン。結局足はずぶ濡れ。三度目の正直で滝を抜ける。
手前で小滝を越えると二俣。標高640m付近。右俣は細くどうやら支流。幅広の左俣へ入っていく。
標高650m付近で再び二俣。ここは右俣へ入る。とにかく本流を最後まで詰める腹積もり。
静かなナメが続いていて、この先には苔むした小滝があり、その先にもナメが続いていた。
標高670mでまた二俣。なかなか忙しい展開だ。本流は右俣なわけだけど、左俣には滝が見えた。というわけで寄ってみることにした。
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