
進めども変わらず植栽が続き、道路跡はすっかり緑に埋もれている。35年でここまで変わってしまうものなのか。右手谷筋を覗き込むとイノシシの箱罠なども見える。

道路跡の縁を見ると出っ張りがあった。これはガードレールの支柱を埋めた場所だろうか。

以前に横切った場所あたりを通過。なるほどこういうことだったのかと納得。前は全然気づかなかったなぁ。浅はかな自分にがっかりだ。一つの事にとらわれると周りが見えなくなる悪例。

道の跡を進むとジャングル化。奥には電柱が見えている。アスファルトを完全に取り除いて自然に戻そうとしているんだね。

直進が困難になり山際に逃げるとモルタルの擁壁。これが現縦走路から見えていたものだ。

一部は法枠工。やや年代を感じる表面の具合。

道路跡下には水抜き穴も見て取れる。こうして見るとしっかりした造りだったんだなぁ。

どん突きに来た。この先は下って烏原川になっている。さてどうしたものか……。

低い部分を越えて反対側へ来た。橋台と思える造りになっている。が、やや簡易なようにも思える。

橋台跡から下ると足元に看板が転がっていた。「ハイキング道はこちらです。」ここでようやく過去の遺物に出会えたような気がする。この書体はモハメイドペーパーさんの記事で見た書体と同じものだ。

もう橋が架かっていない烏原川を渡る。渡渉ポイントもないのでジャブジャブと進むことにした。





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