滝山城跡の東側は平坦なエリアになっていて、東屋がある。レンガ造りの花壇のようなものもあって、かつてはしっかり整備された場所だったのだと思われる。
さて、Muscleがこのエリアで一番気になっているのがこの石道標。「至る布引公園、(鉄板)、二本松へ」。鉄板のネジを外すと隠されている部分には「新神戸駅 北野」と書かれていた。
というわけで、道標が示す方向にある尾根=北野谷東尾根を下ることにする。この尾根には「神戸区」と刻まれている境界石が続いている。
登山道を整備するにはあまりに細く、九十九折の道も作れない。一部は滑りやすい箇所もあって、登山道を整備するには確かに不向きだったんだろうと思う。
標高約200mのあたりで尾根が分岐する。現在の踏み跡は西側。写真は東側へ下る道で境界石もこちらに続いている。
この道の末端にはロープウェーの支柱があって、道が消える。支柱ができる前にはこのまま下れたものの…フェンスの脇を下っていく。
北野散策路に合流し、見上げるとそこにはゴンドラ。
新神戸側へ進むとすぐに広場がある。この看板の奥に先程の尾根筋の続きがあったわけで…こうして道が無くなっていくのは少々忍びない。
新神戸駅へは下らず途中からロープウェーのりば方面へ進む。扉を開閉し、北野遊歩道を進む。
今日は2時間ちょっとの裏山歩き。気になっていたことが2、3解決できてそれなりに充実したかも。
このあと家でシャワーを浴びて、Tokiwaさんに教えてもらっていた「さんちか古書大即売会」に向かう。竹中靖一著「六甲」の復刻版を購入。7,000円と少々お高く感じるものの、そもそも定価が6,000円!付録図もしっかりついていたので満足の買い物ができた。またこれを見ながらヒントを得て、面白い山行ができるかな。
今日歩いた軌跡
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