2020年9月22日 秋分の日の火曜日。11:00起床。今日は久しぶりに探索へ行くことにした。
ここ最近ずっと続けている再度山から菊水山へ向かい烏原貯水池へ下るという山歩きの中で、菊水山駅周辺の登山道、烏原川対岸に擁壁が見え、それが気になっていた。
色々調べてみるとどうやらそれは菊水山トンネル建設時の資材運搬用の道路だったようす。今現在はどうなっているのか歩いてみることにした。
※ご年配の方はご存知の方も多かろうと思います。一時期は縦走路でもあったわけなので。
神戸市バス7系統石井町で下車し、烏原貯水池を経て鈴蘭台処理場へ来た。トイレ利用時に入ることができる道から烏原川方面を見下ろすと廃屋と思われる建物がいくつか見える。
処理場の北西側、フェンスがある。右手六甲全山縦走路の案内がある箇所から進む。アスファルトからいくらか草が生えているものの、まだキレイな状態。
処理場の北側に来た。現在の縦走路は左奥へ進む格好になっている。正面はフェンスに遮られているんだけど、その先がかつての工事用の道路の続き。
かつてのようすは「播州野歩記」さんのこの記事の写真が参考になる。
車止めやガードレールの支柱の穴が残っている。
フェンス越しに覗くと橋台があるのがわかる。
さて、対岸のようすを探るべく現縦走路から烏原川へ下る。やや急な斜面だけど、場所を選べば割と楽に下れた。何があるかわからないので、一応ロープなどは持ってきている。
無事に下って烏原川。奥に見えるのは菊水山堰堤。
ほんの少し下流へ下り右岸を見上げるとそこには橋台跡が見える。
本題とは関係ないけれど、さらに下流には鈴蘭台処理場から直に水が流されている。オゾン処理されている水だろうと思う。処理場の仕組みなどについては過去記事を参照。
藪を避けて登りやすいところを経て左岸の橋台跡に来た。こうしてみるとやはりそこそこ新しいもののように見える。実際、菊水山トンネルの工事は1985年頃から本格化したそうなので、35年くらい前のもの。
橋台の先、道路跡の部分に出る。もう少しこう、過去の道路跡のようなものが残っているかと期待したものの……添え木が続いていて、足元はアスファルトではないようだ。道の跡を追う。
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