中間支柱からその先を見る。おいおい…次の支柱は随分と先にあるじゃん。
まいったなぁ……。
中継点を振り返ると随分と近い。ハチノス谷の横断は割とすんなり行けたけど……。ここから東へはどうだろう?
とりあえず行けるところまで行ってみることにする。
下りはじめは面倒だったもの、全体的に斜面の角度は緩く、この区間は案外すんなり進めた。
手前で小さな谷筋を渡り、三又谷(過去の山行記録はこちら)まで来た。しかし、上空を走る索道を見失ってしまった。
緩い斜面の進みやすいところを選んだことで北へずれたみたい。
ここから対岸へ登った先は宅地がいくつかあるので注意が必要。
一応私有地でなかろう藪(境界非明示なのかどうか)を抜けて「灘区篠原小屋場山」の舗装路へ出る。
ゴミステーションが見えるこの地点から、とりあえず南へ進むことにした。
進むと頭上にケーブルが見え、そこには足場が組まれていた。どうやらこれは道路への落下物を防ぐもののようだ。
ここで、なるほどと思う。
どうして杣谷から中継しているのかってこと、あるいはどうしてより近い六甲学院の方からケーブルを繋いでいないのかってこと。
思うに、安全に資材を運ぶにはこのルートが最適なんだろう。資材置き場の確保もこのあたりでは難しい事情があるんだろう。
ここから支柱の場所へ行くべく東=写真の左側へ入りたいんだけど、ずっとフェンスで遮られているので索道を追うのが困難。
一旦ゴミステーションの地点に戻り、写真の正面=東へ続く路地を進む。
この道は先でL字に北へ曲がり、個人宅がある。L字の角でフェンスが途切れるのでそこから山へ入ることにした。
乳母車などが転がる不穏な部分を抜け、小さな尾根に乗って南へ進むと、尾根筋が谷で削られた地点に至る。
こうした地形を見たのは初めてかも。崩れやすい3m程度の崖を登り返し尾根の続きの向こうへ。
先程の崖の先は平坦になっていて、なぜかシャベルが3つ転がっていた。進むと下りへ転じ、茂る笹の中に何やら踏み跡のようなものが見えてくる。
割と明瞭な尾根筋を少しばかり下ると最後の支柱。ここが荷降場か。
ケーブルやH鋼、メジャーなどがやや乱雑に転がっている。
ハチノス西尾根方面を振り返る。ハチノス東尾根の末端から遠くに見えていた支柱(=写真中央)は過ぎてしまっていて、この荷降場に来てしまったようだ。
この間にある小さな谷筋は結構な傾斜なのでスルーできて正解。なるほどこうして支柱を作るのも納得だ。
さて、最終。今日の仕上げ。
日柳第二堰堤を見下ろす。上から見る限りどうもこれと言った工事は進んでいないように見える。この現場の感じからも本格的な工事はもう少し先かな。
一応現場を見るのが今日のお題なわけで……とりあえず堰堤まで下ろうと思うんだけど、傾斜がきつめで行けるのかどうか少々心配だ。
対岸には六甲学院の生徒の声とその姿が確認できる。
まあよくあんなシダの急斜面を降られましたね
さすが身軽なMuscleさんです
でもこのまま東進したらややこしそうだなと読み進みましたが無事日柳第2までたどり着かれましたね
六甲学院の敷地内はもう入り込むこともなくなりましたがグランドの西側の小山をぐるっと一周する道を中学生の時に深夜に一周したのを思い出しました、なるほど西側から道迷いした体で入り込む手がありますね
長峰大好きさん こんばんは!
まず身軽なことがなにより大事と考えている私です。
岩は剥がれるし、木の枝は折れるし、草の根も抜けちゃいますから。
荷物軽くするより手っ取り早いですし。
東進について、あのあたりを歩いているからこそでした。まぁ行けるかな?と。
支柱の頭上が開けた空間で、一応自分の過去の記録も見返しました。
一度も踏み入れていなかったら、あの長い支柱の区間は歩かなかったと思います。
道迷いした体。知っている方はごまかせませんね…。
あの散策路開放してくれたら良いのにと少しだけ思います。
防犯の観点からもだめでしょうけど。