長峰

(更新日: 2018.11.11) , , , 2

日柳川右岸支流の三又谷を登る。

2017年9月30日 土曜日。8:00起床。午前中はハゲ薬→ヒゲ脱毛→コンタクト購入というクリニック巡り。今日は日柳川の支流に行ってみることにした。家を出たのは12:30過ぎ。
神戸市バス2系統篠原本町2丁目で下車。そこから西へ数メートル進んで北へ上がる。道路沿いの側溝が日柳川の下流域。住所で言うと灘区篠原北町。


篠原北町を北上してきた。日柳川本流が北東、六甲学院方面へ向かい始めるところから支流に入る。ここは住所で言うと川を挟んで住宅側が「灘区篠原小屋場山」、山側が「灘区篠原シル谷」。う〜ん、しかしこんなところを歩くのはどうなんだ…入渓。数メートル先で直角に曲がる。


住宅街の脇を抜けると少々藪が濃くてゲンナリ。一旦舗装路に出て再び入渓。左岸には謎の構造物が。谷中はゴミゴミしている。進んだ先にはフルフェイスのヘルメットなどもあった。


底抜けの石積谷止を左から越える。すぐにコンクリ谷止があり、それもまた左から越える。


コンクリ谷止の上流側の堆砂地は広くなっていて、右にある住宅の方も下ってきているようす。そこは以前、かき氷を頂いたお宅だ。このすぐ北側には通路があって、写真の位置から少し進んだ左奥にある尾根への取付きになっている。


次のコンクリ谷止。プラ製のホワイトベンチが2脚。ここは右から越える。


進むと滝が現れた。おそらくこれが「たきび」で記されている滝かと思う。引用すると、

薮の中をどんどん昇って行くと、滝といふ程でもないが滝が三段になつてゐる。三段合すと五 六米あろう。其処は可成り登り難い。


中段には倒木が根を張っている。中段と上段には堰があって、取水している(いた)ようす。そこから進むとまた荒れた一帯になっている。

小滝、堰、日柳川第2号堰堤と続く。堰堤を左から越えて進むと次の堰堤が控えていた。


その次の堰堤がこれ。先を見るとさらにデカイ堰堤が控えている。どうやらこれは副堰堤。水叩きになっている。


主堰堤はH20年3月完成の日柳川堰堤。表の間詰めの段が腰以上の高さがあって面倒。しかし、こうして足場には苦労しない感じ。


堰堤の上流側には太いパイプ。これは本流側にも見られるタイプのものだ。ここまでの感じから本流に比べ、この支流の方がより取水用に利用されていたと思われる。さて、上流へ向けて進んでいく。

1

2 3

昭和13年の水害で流れた表六甲ドライブウェイ旧道を経て、六甲小槍を登る。前のページ

日柳川左岸の山小屋跡を見に行く。山小屋跡から支流を登る。次のページ

コメント

    • 山道正男
    • 2017年 10月 01日

    同じ日に同じ場所を歩いていたようですね。時間が4〜5時間違いますが。
    私は天狗塚から西へ向かい関電14番鉄塔尾根を下って、杣谷から寒谷北尾根、
    そして摩耶山から摩耶東谷に行きました。

    • 山道さん こんばんは!

      なかなかマニアックな道順ですね。しかもパワフルな行程。
      健脚ぶりに恐れ入ります。
      しっかりした装備で行かれているご様子。
      装備の類はもちろん、もう少し早く出る癖をつけねばと常々思っておりますが
      なかなか実行できておらず…。写真を見て学ばせていただきます。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.46 高取台中学校北側の高取高層配水場の脇…
  2. 学校林道へ神戸市境界石90号と93号を探しに行くが…2日連続…
  3. 長田区一里山町の山中にある境界杭について問い合わせる。
  4. 神戸市境界石No.69 菊水山駅東尾根(仮称)から菊水GCを…
  5. 神戸市境界石No.78 再度山山頂の北側にて。蛇ヶ谷右岸から…

ナレッジ記事

  1. 布引貯水池管理橋の先にある謎のレンガ造りの建物について。
  2. 地蔵谷についての下調べ。
  3. 神戸古今對照地圖で明治大正期の市郡界を把握する。
  4. XperiaXZ1 Compactに機種変更 試し撮り+αで…
  5. 埋もれゆく美しい杣谷周辺の情景。過去と現在と。

谷筋ピックアップ記事

  1. 東山崩落斜面がどうなっているのか確認。西谷川(狐西谷)支流を…
  2. 仏谷を登って仏谷南尾根を下るという寄り道を経て、シラケ谷を登…
  3. 布引谷の集落跡と地蔵谷の遺構再探訪。地蔵大滝上流左岸の無名支…
  4. 学習の森から洞川キャンプ場を経て妙賀山へ登る。谷筋へ下り、北…
  5. 六甲川遡行。大土神社脇から入渓、都賀谷上流右俣から丁字ヶ辻ま…
PAGE TOP