堰堤の上流側に広がる堆砂地。写真左奥に見える小滝が本流の続き。これから進むのは右手、暗く映る支流だ。
切り立った右岸岩壁。素敵なV字の谷がお出迎え。
岩壁を過ぎるとすぐに真ん中に倒木が刺さった小滝。左にはトラロープが垂れている。ここは倒木に手を掛けながら真ん中を登る。
上段は丸っとしていてやや難儀。しかしせっかくなので正面を突破する。
階段状に続くルンゼ。歩幅通りにスタンスがあってじゃんじゃん登っていける。しかしそれはあくまでも私のことであって、身長が違えば話は変わってくる。
楽しい展開もここまでか。ここを過ぎた先ではややガチャガチャした感じになってくる。左右どちらかの尾根に早めに出るのが楽そうに思った。
しかしどうあれ谷筋を詰めていくいつもの展開。謎のワイヤーゴミがあった。こういうのってなんで回収しないんだろうかといつも疑問に思う。
谷筋の最終地点は崩壊地のようになっていて、ずり上がる感じ。しばらくで支尾根に乗る。
ちょっとヒヤリとするクレモナロープのトラバース道。ロープを頼ると逆に弾かれそうになる。
進んでいくと神戸市設置の通行止め看板の裏で山寺尾根に合流する。500〜600m程度の谷筋だったけど、とても楽しめた。さて、どこから帰ろうか。時刻は16:10。日の入は16:53頃のよう。山寺尾根を下れば間に合うか。
それにしても天上寺の放火ってなんだったんだろうなぁ。夜中に天上寺に行くかな?いやでも…丑三つ時に白衣の女が大杉に釘を打ったという話もあるし、四万六千日大祭は真夜中にあるし、意外と夜中に天上寺へ行くというのは無い話でもないか。しかし犯人が捕まったという話は知らないし…アンタッチャブルな面があるかも知れない。それにしても三週連続で摩耶東谷はやりすぎたか…。
などとしょうもない考え事をしながら長峰橋に至ったのは16:50。日の入にはなんとか間に合った。ここの湧き水で汚れを落とす。ちなみにこの水は水道法の水質基準は満たしていないので飲用は厳禁。大腸菌が多いみたい。木ノ袋谷から落ちてきているんだろうと思う。それにしても今日は欲張りセットでとりとめのない山行になってしまったのは反省。もっとテーマを明確にせねば。
今日歩いた軌跡(街中歩き部分と摩耶東谷上流はなし)
今日の参考サイト(順不同敬称略)
・想い出の和田浩治 ロケ地探訪(日活映画 竜巻小僧)
・摩耶山さん歩 摩耶山 旧摩耶道(もとまやみち)
・神戸の道しるべを訪ね歩く 神戸最古の道標
・神戸百景摩耶山天上寺
・大阪再発見 布引山瀧勝寺
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すみませ、、ん
思わずコメント記入です。
余りに見慣れた景色をアップされていたので、、、
ついつい、、。
私の名前まで載せてくださりありがとうございました。
さん歩さん こんばんは〜
勝手にお名前出してしまって…引用までして…
先にお断りした方が良かったかも…
でも、ま!おゆるしください。
さん歩さんの記録はなんだかほんわか?な感じでいつも楽しく読ませていただいてます。
こんばんは。
最後のトラバースは東谷の岩棚から山寺尾根に行く道ですよね。
途中で尾根と山腹になって、これは山腹側ですね。
ここまでドアップの写真は初めてですが、ここを歩くのは結構勇気がいりそうです。
道幅がかなり狭く、高度感もありますからね。
僕は下から見に行って引き返して尾根道で登ったり、上から見に行って引き返したり、怖いくせに興味があって何度か見たことがあります。
もちろん通行は出来ませんが・・・。
改めて写真を見ると、ここを通れる人は凄いなと思います。
今年はこのブログを発見して、楽しませて頂きました。
本人にも会いましたし。
ありがとうございました。
来年も安全第一で、レポお願いします。
山歩きさん こんばんは!
最後のトラバース道、足元も緩く、獣道程度の幅ですし、
結構切れ込んでますので進んで歩く理由はないかもしれません。
以前下った時は尾根側をまっすぐ下りました。
今年もあとわずか。多分年内はあと1回か2回山に行きます。
どこかでまたお会いするでしょうね。来年もよろしくお願い致します。