布引・北野

(更新日: 2023.09.20) , , 2

2日連続布引谷へ。神戸市中央区葺合町山郡 謎の水平道と286mピークとゴルフ場跡を少しだけ探索。


なかなかのゴミエリアになっていて、空き缶の類、縦走トレランの案内、バケツなんかも転がっていた。


見逃しそうになったけど、一部にはこのように排水管も設置されている。


踏み跡が怪しくなってきた。しかしちょうど道を外したあたりまで来たので納得しておこう。というわけで今来た道をまた戻る。


縦走路を市ヶ原方面へ下っていと、世継山北面が見え、その手前に布引谷286mピークが見える。一見大きそうだけど、大きい木が茂っているだけみたい。


ピークへはここから左手を登ることにする。すぐに平坦な場所があり住居の基礎があった。割と新しそうに見える。さらに中腹にはお墓の基礎のようなもの。


とりあえず山頂に来たものの…期待するようなものは残っていなかった。”残っていない”と敢えて言ったのは、やたらと足元が固いということと、平坦であるということ。集落を一望できるこの小ピークには何かがあったに違いない。


布引谷探索の締めくくりは鶏鳴橋跡から生田川右岸道へ。ここは数度歩いている


対岸には集落やダム工事の飯場があったと思われる。なんなら電柱もある。水瓶状の構造物なども見られる一帯。


ここらから市ヶ原の河原までは一部崩れているものの、そこそこ立派な道が続いている。最終地点は滑りやすい斜面。


今日のゴールはここでいいかな。昨日やり残したこと、見ておきたかったゴルフ場の跡、そして石塔との出会い。今まで知らなかったことが少しずつわかった。
ところで河原でビニールシートを片付けているオジ様がいた。それは明らかに昨日河原で遊んでいた若者が残したゴミだった。大きなブルーシートを畳むのをお手伝い。

関係ない話だけども、布引周辺には市ヶ原堰堤、市ヶ原砂防ダム、新市ヶ原砂防ダムがある。名称がややこしい。

今日歩いた軌跡

 

1 2

3

布引谷の集落跡と地蔵谷の遺構再探訪。地蔵大滝上流左岸の無名支流を登って555P。前のページ

弓弦羽岳はどこなのか?弓弦羽神社から前ヶ辻谷西道(仮称)を経て三国岩から802.5mP三角点 三石岩。次のページ

コメント

  1. MuscleTurtleさん、こんばんは。
    2日連続の市ヶ原探索、お疲れ様でした。

    世継山の北側エリアは、
    やはりいろいろ出てきますね。
    ゴルフコース位置の詳細が明らかになったことで、
    同定し易くなったように思います。

    286Pには遺構のようなものは無かったんですね。
    駐在所もあり、昭和21年頃には、
    74世帯、296人が暮らしてた市ヶ原。
    地形的には鎮守の神様など
    祀られてても良い感じですが。。。

    私も折を見て、このエリアを探索してみたいと思います。

    • Tokiwaさん こんばんは!
      あのコース図は参考になりますね。大体あれを想定して歩くと当時のようすが納得できます。
      とはいえ、現在ではノーヒントだと、ゴルフ場があったことも含めてとても想像できませんが。

      戦後のそのタイミングでそれほどの世帯があったのですね。知りませんでした。
      ピークも隅々見たものの…あると思ったんだけどなぁ…。
      Tokiwaさんの見立てを楽しみにしています!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.72・75・77 平野谷西尾根から極楽谷経…
  2. 神戸市境界石No.78 再度山山頂の北側にて。蛇ヶ谷右岸から…
  3. 神戸市境界石No.67・71 イヤガ谷東尾根3本鉄塔手前と菊…
  4. 神戸市境界石No.65 鵯越墓園西側の尾根筋にて。
  5. 長田区一里山町の山中にある境界杭について問い合わせる。

ナレッジ記事

  1. 六甲山不法投棄とゴミ。神戸市環境局と六甲山美化協力会に問い合…
  2. 神戸市灘区の西郷川から青谷川そして老婆谷。その起点と終点につ…
  3. 端折っていた写真も別の形で載せたい。Smart Slider…
  4. 廃道間近 命の道標「つうほうプレート ち 58-4」周辺につ…
  5. 地蔵谷についての下調べ。

谷筋ピックアップ記事

  1. 廃道一ヶ谷道を歩いてみる。六甲ケーブル下駅から山上駅まで。
  2. 布引谷の集落跡と地蔵谷の遺構再探訪。地蔵大滝上流左岸の無名支…
  3. 西滝ヶ谷右俣から西お多福山。周遊歩道を西へ下って水晶谷から極…
  4. 日柳川左岸の山小屋跡を見に行く。山小屋跡から支流を登る。
  5. 青谷川支流の婆谷左俣を登る。途中の大滝に寄り道。
PAGE TOP