笹薮に入ってからは倒木の上を進んだり、なるべく歩きやすいところを選択して進む。
あっぷあっぷしながら笹薮を抜けていくと縁らしきものが見えてきた。おそらくその向こうがドブ返し池に違いない。
縁の下に塩ビのパイプがあった。こんな流れがあったんだなぁ。ある意味要玄寺川の最初の一滴と言えなくもないか。さぁあと少し、この上にある斜面を登っていく。
縁にたどり着いた。これがドブ返し池。なんでも江戸時代に作られた農業用の貯水池なんだとか。手前にわずかに水たまりが見られる。名前の由来は不明らしいけど、とにかく汚かったんだろうと思う。
左奥へ続く源流へ向かいたいんだけど、笹薮がひどいので一旦右手の登山道に出ることにした。
風吹岩方面の道を見送って正面奥に入っていく。
脇道の登山道?が谷筋をまたぐ地点。ここから源流へ向かう。まぁ当然笹薮に迎えられる。
かき分けながら進んでいくと、最後の最後で小さな二股。ここでそれぞれ土壁に流れは消えていったので、ここが要玄寺川の最初の一滴かな。
もう流れは見られないけど高橋川水系の北端あたりまで詰めてきた。ここまでくればどこへ出てもいいんだけれど、正面に見える鉄塔が最高点なのでそこを目差すことにする。
仁川連絡線三八鉄塔の足元で休憩。あまり長い距離ではないけれど笹薮で本当に疲れてしまった。しばし休む。
帰り道はまだ歩いていない道を潰しておくことにする。
この道は広田線の関電巡視路なんだな。知らなかったけどなかなかユニークな道だ。
梅谷(東高座谷)に降り立った。この谷を遡行したのは2017年の3月、ってことは2年ぶりか。
道路に出る前にちょっとだけど身ぎれいにしておく。山芦屋町を見学しながら阪急芦屋川駅まで。要玄寺川核心部の閉塞ゴルジュはなかなか危なかったな。もう少し手前で危機回避をしないといつか事故を起こしてしまう。
今日歩いた軌跡(妻にもう少し季節感のある花の写真とかないの?と言われたけどないんだよな…。猫以外にもう少し妻目線も考えないといけない。)
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